“てんちう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天誅50.0%
天忠25.0%
天柱25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なア、岡つ引奴、左吉松は二千五百兩の大金、——幾百千人の信徒から集めた、清淨な寄附金を盜まうとして、立ちどころに寶山樣は本尊の利劍に刺され、その天誅てんちうに伏したのぢや。
まうけたり引れて此處このところ着座ちやくざすれば左右には常樂院天忠てんちう山内赤川藤井等の面々威儀ゐぎたゞして座をしめたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天柱てんちうくだけ地維ちいかくるかとおもはるゝわらこゑのどよめき、中之町なかのちやうとほりはにわか方角ほうがくかはりしやうにおもはれて、角町すみちやう京町きやうまち處々ところ/″\のはねばしより、さつさせ/\と猪牙ちよきがゝつた言葉ことば人波ひとなみくるむれもあり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)