“てがゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手懸60.0%
手掛40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ、ちつ手懸てがゝりの出来できるまでそれ見合みあはせやう。』
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
のみ、手懸てがゝりはなんにもい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
東京とうきやうはまださむいでせう」と老師らうしつた。「すこしでも手掛てがゝりが出來できてからだと、かへつたあともらくだけれども。をしことで」
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼女は、夜の中にソーンフィールド莊をつたのです。搜索は總て徒勞に終りました。國中殘る隈なく探しても、一片の手掛てがゝりも得られなかつた。