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てうせう
ふりがな文庫
“てうせう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
嘲笑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘲笑
(逆引き)
かうして次から次へと渡り歩く美人を、貧乏で皮肉でおせつ介な江戸ツ子達は、小便組と呼んで、
嘲笑
(
てうせう
)
と輕蔑と、そしてほんの少しばかり好意をさへ寄せてゐたのです。
銭形平次捕物控:194 小便組貞女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
世間の人々の
嘲笑
(
てうせう
)
を
慮
(
おもんぱか
)
つて、小さくなつて、自分の失恋を恥ぢ隠さうとしてゐたのが、世間の同情が、全く予期に反して、
翕然
(
きふぜん
)
として、自分の一身に集つて来るらしいのを見て取ると
良友悪友
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
所
(
ところ
)
が、それから十
年
(
ねん
)
立
(
た
)
つて
日露戰爭
(
にちろせんさう
)
が
起
(
おこ
)
つた
時
(
とき
)
、
私
(
わたし
)
は
既
(
すで
)
に
非戰論者
(
ひせんろんしや
)
として×
國心
(
こくしん
)
を
嘲笑
(
てうせう
)
してゐた。
私
(
わたし
)
は
日本國民
(
にほんこくみん
)
として、
日本國土
(
にほんこくど
)
の
極小
(
ごくせう
)
の一
部分
(
ぶぶん
)
すらも
分
(
わか
)
ち
與
(
あた
)
へられて
居
(
ゐ
)
ない
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
つてゐた。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
てうせう(嘲笑)の例文をもっと
(14作品)
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