“ちょくせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
直線33.3%
勅撰33.3%
勅宣22.2%
勅選11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああおそくなった。はやかえっておてつだいをしなければならぬ。」とおもって、いそいで、あおそらしたを、自分じぶんたちのほうかって、一直線ちょくせんはしってきました。
はちとばらの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ゆくゆくは奏覧にも供え、また二条摂政さま(良基よしもと)の莵玖波つくば集の後をけて勅撰ちょくせん御沙汰ごさたも拝したいものとひそかに思定おもいさだめておいでの模様で、いたくこの集のことをお心に掛けてございました。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
「大納言どの、お立ちなさい。勅宣ちょくせんの御使です」と、言っているのらしい。
その功績によって貴族院議員に勅選ちょくせんされた人なのである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)