トップ
>
だましひ
ふりがな文庫
“だましひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
魂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魂
(逆引き)
博徒等集まり、投げつけられたる生涯の
機因
(
チヤンス
)
の上で、虚數の情熱を賭け合つてゐる。みな兇暴のつら
魂
(
だましひ
)
。
仁義
(
じんぎ
)
を構へ、虎のやうな空洞に居る。
宿命
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
またもとの
俗骨
(
ぞくこつ
)
にかへり、
我
(
われ
)
も詩を作る
事
(
こと
)
を知りたるならば、
拙
(
へた
)
ながらも
和韻
(
わゐん
)
と出かけて、先生を
驚
(
おどろ
)
かしたらんものをと
負
(
まけ
)
じ
魂
(
だましひ
)
、人
羨
(
うらや
)
み、
出来
(
でき
)
ぬ
事
(
こと
)
をコヂつけたがる
持前
(
もちまへ
)
の
道楽
(
だうらく
)
発
(
おこ
)
りて
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
その尤もガサツな
職人風
(
しよくにんふう
)
なものいひが、どうも江戸ツ子といふ概念をあたへてゐるので、すべての好みが
淺薄
(
せんぱく
)
に感じられると見える。だが江戸ツ子の
負
(
まけ
)
じ
魂
(
だましひ
)
は、全國的のものを代表してゐる。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ごく大昔のことはいはなくつても、近代にも、武家の妻にも町人の妻にも娘にも、
業
(
ぎやう
)
に徹した尼さんなどにも實に多くある。女として外見からいかついのは、
眞
(
しん
)
のますらを
魂
(
だましひ
)
の所有者ではない。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
だましひ(魂)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
かたまり
きも
こころ
こん
たま
たまし
たましい
たましひ
たましゐ
だましい