“たんれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鍛錬70.3%
鍛練24.3%
鍛煉2.7%
鍜練2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが其すら、時としては、技術者の習練によって、第二国語——一層さかのぼって詩語としての鍛錬たんれんを経た古語を用いて、効果をあげることがある。
詩語としての日本語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
それでもかれ強健きやうけん鍛練たんれんされたうでさだめられた一人分にんぶん仕事しごとはたすのはやゝかたぶいてからでもあなが難事なんじではないのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかし先生の鍛煉たんれんにはいつも敬意を感じてゐる。先生は或時博物学教室へき、そこにあつたコツプの昇汞水しようこうすゐを水と思つて飲みしてしまつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
虚心坦懐たんかい沈着おちついて推敲すいこう鍜練たんれんしていられないのが当然であった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)