“たまつきば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
撞球場40.0%
球突塲20.0%
玉突場20.0%
球突場20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不在だと答えてほしい——と頼んで、二軒置いた隣りの撞球場たまつきばへ行った。
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
さく年の初夏しよか兩親れうしんの家から別居べつきよして、赤坂區さかく新町に家を持ち、馴染なじみのその球突塲たまつきばとほくなるとともにまたほとんどやめたやうなかたちになつた。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そんなわけ伊豆いづ山からかへつてくると、早速家の近くに通ひの球突塲たまつきばを見つけて、さすがに學校をまつたくエスするといふほどではなかつたが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
未亡人は麹町こうじまち平川町辺ひらかわちょうへん玉突場たまつきばを開いていた。そして玉突に来る学生四、五人を引きつれ、活動写真を見に行ったり銀座通や浅草あさくさ公園を歩いたりする。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
贅沢ぜいたく玉突場たまつきばの女主人に取入って、七、八年の間婬蕩いんとうな生活をつづけているうち、重吉は女から受ける屈辱に対して反動的な快楽をも感じるようになった。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
球突場たまつきばになってる二階の広間、天井をつきぬけてる螺旋形らせんけいの木の階段、テーブルの上の葡萄酒、壁についてるすす、昼間からともされた蝋燭ろうそく、そういうのがこの居酒屋のありさまだった。