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たなごゝろ
ふりがな文庫
“たなごゝろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
掌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掌
(逆引き)
暖かく柔かな光子の
掌
(
たなごゝろ
)
は、とても振り放す事の出来ない魔力を持って居るように軽く私の
腕
(
かいな
)
を捕えて、薄気味の悪い部屋の方へずる/\と引っ張って行き
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
『あゝ。
明朝
(
あすのあさ
)
まで
待
(
ま
)
つのですか。』と
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
口
(
くち
)
をむくつかせたが、
忽
(
たちま
)
ちポンと
掌
(
たなごゝろ
)
を
叩
(
たゝ
)
いて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
網代
(
あじろ
)
の笠に
夕日
(
ゆふひ
)
を
負
(
お
)
うて立ち去る瀧口入道が
後姿
(
うしろすがた
)
、
頭陀
(
づだ
)
の袋に
麻衣
(
あさごろも
)
、鐵鉢を
掌
(
たなごゝろ
)
に
捧
(
さゝ
)
げて、八つ目のわらんづ踏みにじる、形は
枯木
(
こぼく
)
の如くなれども、
息
(
いき
)
ある間は血もあり涙もあり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
たなごゝろ(掌)の例文をもっと
(15作品)
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