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たなごころ
ふりがな文庫
“たなごころ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
掌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掌
(逆引き)
殊に幼いM子は、色白の美しい上に、明敏な質であったので、生れ落てから直ぐ鏡花夫人の愛の
掌
(
たなごころ
)
に抱れて、三つとなり五つとなった。
友人一家の死
(新字新仮名)
/
松崎天民
(著)
ここが
陥
(
おち
)
れば、蜀中はすでに玄徳の
掌
(
たなごころ
)
にあるもの。ここに敗れんか、玄徳の軍は
枯葉
(
こよう
)
と散って、空しく征地の鬼と化さねばならぬ。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは夫人が今の返辞を聞くと等しく、河内介が捧げている品物に
掌
(
たなごころ
)
を合わせながら床にぺったり
膝
(
ひざ
)
をついてしまったのであった。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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“たなごころ”の意味
《名詞》
たなごころ【掌】
てのひら。
(出典:Wiktionary)
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