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たこつぼ
ふりがな文庫
“たこつぼ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蛸壺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛸壺
(逆引き)
「
蛸壺
(
たこつぼ
)
やはかなき夢を夏の月」の句を英訳することが、ほとんど不可能であるのと同じくらいに、困難な仕事である。
日本のこころ
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
北口を
扼
(
やく
)
する一箇大隊の将兵は、昼間は個々の
蛸壺
(
たこつぼ
)
に身をひそめ、身体をかがめて自らの口を充たすべき籾を搗き、夜に入れば初めて地上に出て戦った。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
假令
(
たとひ
)
監視
(
かんし
)
の
目
(
め
)
から
逭
(
のが
)
れて
女
(
をんな
)
に
接近
(
せつきん
)
したとしても、
打
(
う
)
ち
込
(
こ
)
んだ
女
(
をんな
)
の
情
(
じやう
)
が
強
(
こは
)
ければ
蛸壺
(
たこつぼ
)
の
蛸
(
たこ
)
が
騙
(
だま
)
される
樣
(
やう
)
にころりと
落
(
おと
)
す
工夫
(
くふう
)
のつくまでは
男
(
をとこ
)
は
忍耐
(
にんたい
)
と
寧
(
むし
)
ろ
危險
(
きけん
)
とを
併
(
あわ
)
せて
凌
(
しの
)
がねば
成
(
な
)
らぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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