“たいりう”の漢字の書き方と例文
語句割合
滯留100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
止められ劔道けんだう御指南ごしなん下され候樣にとしひて申けるゆゑ半四郎もよんどころなく然らば四十九日の立迄は滯留たいりうせんとて此所に止まり養父の門弟に稽古けいこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はらひしも最早もはや夫さへ殘りなくまこと當惑たうわく折柄をりからなるに御深切ごしんせつの御言葉にあまえ何とも鐵面皮あつかましき御願ひなれども今少しをつとの病氣のなほる迄御慈悲に滯留たいりう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いためつゝ又四五ヶ月も滯留たいりうせし中終に路金ろきんのこりなくつかすて夫よりはくしうりかんざしをうりて其日の旅籠はたごとなせしが此さへ彼の惡漢わるもの出會であひし時夫婦の衣類いるゐつゝみし荷物にもつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)