“とうりう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逗留93.3%
滯留6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晴さんと五六日早咲はやさき逗留とうりうして居たりしが不※心に思ふやう此處にて金銀をつかすてんよりは江戸へ行て身を落付おちつけのち心の儘に樂まんと夫より室を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先日こなひだ備中びつちゆう酒津さかづに同じ画家ゑかき仲間の児島こじま虎次郎氏を訪ねて、二三日そこに逗留とうりうしてゐたが、満谷氏がうかすると押売おしうりに謡ひ出さうとするのを知つてゐる児島氏は
滯留とうりうする宿さへ分れば分別はまた何うにでも付く、八時二十五分を違約して、男をらしておいた方が、口説の種にもなつて好いやら知れぬ。
兵隊の宿 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)