“たいぼく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大木98.0%
太僕2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぎ大木たいぼく西にしたふしたのでづしんとそこらをおそろしくゆるがしておしなにはよこたはつた。えだくぢけてそのさきにはつちをさくつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
一ぽうを見ると、そこにすばらしく大きいむく大木たいぼくがある。その高いこずえの一たんがちょうど、鳥居とりい横木よこぎにかかっているので
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、乱軍の中ではぐれた太尉楊彪ようひょう太僕たいぼく韓融かんゆうの二人が、若干の人数をつれて探し当てて来た。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
帝の一行と別れて、ただ一名、李傕りかく郭汜かくしに会って兵をやめるよう勧請かんじょうしてみる——と、途中から去った太僕たいぼく韓融かんゆうは、やがて、大勢の宮人や味方の兵をつれてこれへ帰って来た。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)