太僕たいぼく)” の例文
と、乱軍の中ではぐれた太尉楊彪ようひょう太僕たいぼく韓融かんゆうの二人が、若干の人数をつれて探し当てて来た。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
帝の一行と別れて、ただ一名、李傕りかく郭汜かくしに会って兵をやめるよう勧請かんじょうしてみる——と、途中から去った太僕たいぼく韓融かんゆうは、やがて、大勢の宮人や味方の兵をつれてこれへ帰って来た。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)