“そらたか”の漢字の書き方と例文
語句割合
空高100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分じぶんからだは、どうなってもいいというように、ちょうは、絶望ぜつぼうのあまり、ふかかんがえはなしに、空高そらたかく、たかく、どこまでもたかがりました。
ちょうと怒濤 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、たちは、空高そらたかくつばめのれが、はやしから旅立たびだって、きたしてんでゆく姿すがたをながめたのでした。
北海の波にさらわれた蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひめさまは、なみだかがやいたひとみげて、小鳥ことりをじっとごらんなさいますと、小鳥ことりは、やっと安心あんしんをしたように、空高そらたかがって、どこへともなく、くもとおったのであります。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)