“せいぶつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生物81.8%
静物13.6%
生仏4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほかの生物せいぶつ生存競争せいぞんきょうそうほろびても、協力生活きょうりょくせいかつをするありの種族しゅぞくだけはさかえるのだ、世界せかいじゅうどこでも、ありのいないところはないだろう。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
どちらかといえば、わたしは、ふかくわかりもしないくせに、多趣味たしゅみのほうです。あるとき、まちあるいていて、骨董屋こっとうやまえとおって、だれがえがいたのか、静物せいぶつ油絵あぶらえがありました。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その名称に法師、道士、生仏せいぶつ、僧侶、乱童の五種がある。この中にはわが国の修験しゅげん巫女みこ卜者うらないの類がことごとく含まれておる。これみな祈祷きとう、除災、予言の専業者である。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)