“じわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.8%
地割6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罪の人にありがちな、神経質な顔に、おそろしく、若い明るさを傷つけるじわが、眉のあいだに、針のように立っている。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
顔に小じわは寄つて居るが、色の白い、目の晴やかに大きい、伯爵夫人と言つても好い程のひんのある女である。博士も何か謡曲の一せつうたはれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
あるひまたひらいたままにのこつた地割じわれもあつたが、あと檢査けんさしてると、其深そのふかさは計測けいそくすることが出來できないほどのものであつたといふ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)