“じゅつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
89.7%
6.9%
法術3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは勿論もちろん、これは我々われわれだけのはなしだが、かれあま尊敬そんけいをすべき人格じんかくおとこではいが、じゅつけてはまたなかなかあなどられんとおもう。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
漢の応劭の『風俗通』八を見ると〈鄧平とうへい説、臘は刑を迎え徳を送る所以ゆえんなり、大寒至れば、常に陰勝つを恐る、故にじゅつ日を以て臘す、戌は温気なり、その気の日を用いて鶏を殺し以て刑徳を謝す
精神の鍛錬が出来ている者は法術を会得えとくすることもいと早い。私の持っている大概たいがい法術じゅつを彼はことごとく会得えとくした。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)