“ほうじゅつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砲術40.0%
法術40.0%
方術20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大講会だいこうえの空を飛行ひこうして、試合しあいの心をみだす奇怪きかいな女を、拙者せっしゃ一火流いっかりゅう砲術ほうじゅつをもってち落とし、かく衆人しゅうじんのさわぎを取りしずめたものを
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれはこんどの大講会で、南蛮流幻術なんばんりゅうげんじゅつ秘法ひほうをもって、日本伝来にほんでんらい道士どうしがやる法術ほうじゅつ幼稚拙劣ようちせつれつなことを公衆こうしゅうにしめしてやると、浜松はままつを立ってくるとき、家康いえやすのまえで豪語ごうごしてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かつまた、いささか方術ほうじゅつ(道教の法術)に通じ、自在に風雨を呼び、隠遁いんとん飛雲の法も行うが、それも決して広言ではありませぬ。——ところで
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)