“じやうじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
上旬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐわつ上旬じやうじゆん……とはふが、まだ梅雨つゆにははひらない。けれども、ともするとはなくだしととなうる長雨ながあめころを、けて其年そのとし陽気やうき不順ふじゆんで、毎日まいにちじめ/\とあめつゞいた。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
八月はちぐわつ上旬じやうじゆん……敦賀灣つるがわん眞上まうへ磽确かうかくたる岨道そばみちを、くるま大日枝山おほひだやまよぢたのであつた。……
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
皐月さつき上旬じやうじゆんでありました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)