“じふにじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
十二時100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて十二時じふにじつた。女中ぢよちゆうとこりにて、ひとべて、ふたならべやうとたので
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぶくろ取付とりついた難破船なんぱせんおきのやうに、提灯ちやうちんひとつをたよりにして、暗闇くらやみにたゞよふうち、さあ、ときかれこれ、やがて十二時じふにじぎたとおもふと、所爲せゐか、その中心ちうしんとほぎたやうに
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)