“しりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シリン
語句割合
四隣60.0%
詞林13.3%
刺輪6.7%
史林6.7%
士林6.7%
歯輪6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人がもし後架から四隣(しりん)に響く大音を揚げて怒鳴りつければ敵は周章(あわ)てる気色(けしき)もなく悠然(ゆうぜん)と根拠地へ引きあげる。この軍略を用いられると主人ははなはだ困却する。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
されば一句(く)一章(しやう)といへども人これを句碑(くひ)に作りて不朽(ふきう)に伝(つた)ふる事今猶(なほ)句碑(くひ)のあらざる国なし。吟海(ぎんかい)の幸祥(かうしやう)詞林(しりん)の福禎(ふくてい)文藻(ぶんさう)に於て此人の右に出る者なし。
間柄助次郎、そのひと声に、刺輪(しりん)で蹴られた悍馬(かんば)のように、もう、前後の見境もなく
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
もって、日本の正しいすがたを、昭々(しょうしょう)と千古に遺(のこ)し伝え、後々(のちのち)、億兆(おくちょう)の臣民が、世々(よよ)の文化の推移にも、国系国体の大本(たいほん)に惑ったり見失ったりすることのないような、史林(しりん)の源泉をつくっておく。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕嘗(かつ)て平戸に遊ぶ、その士林(しりん)を観るに、家ごとに必らず一小舸(しょうか)を置く。少しく余力あれば、洋に出でて魚を捕うるを以て楽と為す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)