“しょっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
背負40.0%
脊負40.0%
10.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背負しょっちゃ駄目よ。——それよりか、ちょいと水族館でも覗いて見ないこと?』
四月馬鹿 (新字新仮名) / 渡辺温(著)
如何いかなる西洋嫌いも口腹こうふくに攘夷の念はない、皆喜んでこれあじわうから、ここ手持不沙汰てもちぶさたなるは日本から脊負しょって来た用意の品物で、ホテルの廊下に金行灯かなあんどんけるにも及ばず
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「こまかく刻んでくだすったわ、しょっぱくていい気持、おじさま、して。」
蜜のあわれ (新字新仮名) / 室生犀星(著)
腰巻がしだいに尽きて、下から茶色のはぎが出る。脛が出切できったら、藁草履わらぞうりになって、その藁草履がだんだん動いて来る。頭の上に山桜が落ちかかる。背中には光る海をしょっている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)