“しゆうせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秋霽25.0%
終世25.0%
聚成25.0%
衆星25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴婦人はこの秋霽しゆうせいほがらかひろくして心往くばかりなるに、夢など見るらん面色おももちしてたたずめり。窓を争ひて射入さしいる日影はななめにその姿を照して、襟留えりどめなる真珠はゆる如く輝きぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
わたくしこの大佐たいさとはかつ面會めんくわいしたこといが、かね櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさとは無二むに親友しんいうで、また、わたくしためには終世しゆうせいわするゝこと出來できない
この思想境は余が所謂いはゆる一種の平民的虚無思想の聚成しゆうせいしたるところなり。而して十返舎一流の戯墨は実に、この種の思想境より外に鳴り出でたる平民者流の自然の声にあらずして何ぞや。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
これら衆星しゆうせいをまき散しぬ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)