“しやくもち”の漢字の書き方と例文
語句割合
癪持100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誠に奇妙なる鍼醫師はりいし是あり私し儀も至つて癪持しやくもちにて難儀仕つりし處不※ふとかれ鍼治しんぢにて全快いたし其後暫時しばらくおこり申さず實に上手なる由申述ける故越前守殿此由このよし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
折要歩せつえうほは、そつ拔足ぬきあしするがごとく、歩行あゆむわざなやむをふ、ざつ癪持しやくもち姿すがたなり。齲齒笑うしせうおもはせぶりにて、微笑ほゝゑときつね齲齒むしばいたみに弱々よわ/\打顰うちひそいろまじへたるをふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
自棄やけに弾くギタルラ弾者ひきと、癪持しやくもち
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
癪持しやくもちよ、血を吐き尽せ。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)