“しやうざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
象山50.0%
戕殘25.0%
蒋山25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある時佐久間象山しやうざんが何かの用事で太郎左衛門を訪ねて来た事があつた。二人とも久し振に会つた所で、食物くひものや女の噂をする方でも無かつたから、談話はなしは手つ取り早く済んだ。
災禍といふことは、凡て或人々が福を戕殘しやうざんした結果なのである。吾人は必ずしも自己の將來の福利に就いて判斷を下して、而して後に植福の工夫をなさずとも宜い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
唐土たうどむかし咸寧かんねいとき韓伯かんはくなにがしと、王蘊わううんなにがしと、劉耽りうたんなにがしと、いづれ華冑くわちう公子等こうしら一日あるひ相携あひたづさへてきて、土地とちかみ蒋山しやうざんびやうあそぶ、廟中びやうちう数婦人すふじんざうあり、白皙はくせきにしてはなは端正たんせい
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)