“きさやま”の漢字の書き方と例文
カタカナ:キサヤマ
語句割合
象山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉野川よしのがはそばにある象山きさやまやまのま、すなはちそらせつしてゐるところのこずゑ見上みあげると、そこには、ひどくたくさんあつまつていてゐるとりこゑ、それがきこえる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
象山きさやま」は芳野離宮の近くにある山で、「」は「」で、あいだとかなかとかいう意味になる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
芳野よしぬ象山きさやま木末こぬれには幾許ここださわとりのこゑかも 〔巻六・九二四〕 山部赤人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
吉野よしの象山きさやまぬれには、こゝだも さわぐとりのこゑかも
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)