戕殘しやうざん)” の例文
災禍といふことは、凡て或人々が福を戕殘しやうざんした結果なのである。吾人は必ずしも自己の將來の福利に就いて判斷を下して、而して後に植福の工夫をなさずとも宜い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)