“しやあ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洒々70.0%
洒亞々々10.0%
洒唖々々10.0%
洒蛙々々10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『大變な事になるんですね。』と自分は極めて洒々しやあ/\たるものである。尤も此お説法中は、時々失笑を禁じえなんだので、それを噛み殺すに少からず骨を折つたが。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
だん洒亞々々しやあ/\としたもので、やつとこな、と湯船ゆぶねまたいで、ぐづ/\/\とけさうにこしはうからくづみつゝ眞直まつすぐ小兒こども抱直だきなほして、片手かたて湯船ゆぶね縁越へりごしに、ソレかねくあらんと
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
素人しろうとの悲しさ、手掛りの端つこも掴めません——それどころか、お新と長次郎のむつまじさや、吉五郎お辰の仕合せな樣子、要助の洒唖々々しやあ/\した顏などを見ると、凡夫の淺ましさで、所持金を使ひ果して