“さゝご”の漢字の書き方と例文
語句割合
笹子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噂(うはさ)も知(し)らなかつた隧道(トンネル)が此(これ)だとすると、音(おと)に響(ひゞ)いた笹子(さゝご)は可恐(おそろ)しい。一層(いつそ)中仙道(なかせんだう)を中央線(ちうあうせん)で、名古屋(なごや)へ大𢌞(おほまは)りをしようかと思(おも)つたくらゐ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
人(ひと)も知(し)つた……此(こ)の隧道(トンネル)は以(もつ)ての外(ほか)鎖(チエイン)がある。普通(ふつう)我國(わがくに)第(だい)一と稱(とな)へて、(代天工(てんこうにかはる))と銘打(めいう)つたと聞(き)く、甲州(かふしう)笹子(さゝご)の隧道(トンネル)より、寧(むし)ろ此(こ)の方(はう)が長(なが)いかも知(し)れぬ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)