“ささご”の漢字の書き方と例文
語句割合
笹子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、その休息の時に、意見が出たし、第一日が暮れかかってこの雪道の笹子ささご峠を越せるもので無かった。それで、八王子へ泊った。酒と、女とが、府中と同じように出てきた。
近藤勇と科学 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
鎮撫隊より一日早く、甲府城まで這入った、板垣退助の率いた東山道軍は、勝沼まで来ていた近藤勇たちの、甲州鎮撫隊を、大砲や小銃で攻撃し、笹子ささご峠を越えて逃げる隊土たちを追撃した。
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その途中笹子ささごのあたりで山津波があり、汽車が半分埋まってしまった。
飢えは最善のソースか (新字新仮名) / 石川欣一(著)