“さんばい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三倍60.0%
三盃40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……はゝぢやびとのをわざ穿いてたらしい、可愛かはい素足すあし三倍さんばいほどな、おほき塗下駄ぬりげたつけるやうに、トンと土間どまはひつてて、七輪しちりんよこつた、十一二だけれども、こゝのツぐらゐな、小造こづくりな
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、ここだ、と一番ひとつ三盃さんばいよいの元気で、拝借の、その、女の浴衣の、袖を二三度、両方へ引張り引張り、ぐっと膝を突向けて
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
押戴おしいたゞいて巻納まきおさめもう一盃いっぱい。と酒を飲みながら如何いかなることをかたくむらん、続けて三盃さんばいばかり飲みました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)