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さんく
ふりがな文庫
“さんく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
惨苦
57.1%
三句
14.3%
三躯
14.3%
酸苦
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
惨苦
(逆引き)
幼い時から、あらゆる人生の
惨苦
(
さんく
)
と戦って来た一人の女性が、労働力の最後の
残渣
(
ざんさい
)
まで売り尽して、
愈々
(
いよいよ
)
最後に売るべからざる貞操まで売って食いつないで来たのだろう。
淫売婦
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
さんく(惨苦)の例文をもっと
(4作品)
見る
三句
(逆引き)
もちろん、かういふ
音數
(
おんすう
)
の
多
(
おほ
)
い
片歌
(
かたうた
)
も、
三句
(
さんく
)
から
出來
(
でき
)
てゐるのだといふことを
忘
(
わす
)
れて、
五句
(
ごく
)
になつたところからも、
短歌
(
たんか
)
は、
出來
(
でき
)
て
來
(
く
)
るのであります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
片歌
(
かたうた
)
は、
三句
(
さんく
)
から
出來
(
でき
)
てゐて、
一番
(
いちばん
)
めの
句
(
く
)
が
五音
(
ごおん
)
、
二番
(
にばん
)
めの
句
(
く
)
が
七音
(
しちおん
)
、
第三
(
だいさん
)
の
句
(
く
)
がまた
七音
(
しちおん
)
、といふふうになつてゐるのが
普通
(
ふつう
)
で、その
音數
(
おんすう
)
には、
多少
(
たしよう
)
の
變化
(
へんか
)
があります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さんく(三句)の例文をもっと
(1作品)
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三躯
(逆引き)
でそれをモデルにして
三躯
(
さんく
)
の観音をつくり、一つは本国へ持ち帰った。あとの一つは
内裡
(
だいり
)
に安置したが今は法華滅罪寺にある。もう一つは
施眼寺
(
せがんじ
)
に安置せられている。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
さんく(三躯)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
酸苦
(逆引き)
ふたり枕をならべてどっと病みふす
酸苦
(
さんく
)
。伜のひとつ手ではとうてい七人の口をすごしかねる。日々のたつきも立ちませぬところから、さまざま奔走のすえ、ようやくありついたお飼場下飼人の役。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
さんく(酸苦)の例文をもっと
(1作品)
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