“酸苦”の読み方と例文
読み方割合
さんく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたり枕をならべてどっと病みふす酸苦さんく。伜のひとつ手ではとうてい七人の口をすごしかねる。日々のたつきも立ちませぬところから、さまざま奔走のすえ、ようやくありついたお飼場下飼人の役。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)