酸苦さんく)” の例文
ふたり枕をならべてどっと病みふす酸苦さんく。伜のひとつ手ではとうてい七人の口をすごしかねる。日々のたつきも立ちませぬところから、さまざま奔走のすえ、ようやくありついたお飼場下飼人の役。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)