“さいしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
菜食50.0%
栽植25.0%
彩色25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○及ぶ限り菜食さいしょくの事。同上。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
されども、人々が野や山より移して庭に栽植さいしょくしないのはどうしたものか、やはり、野に置けれんげそうの類かとも思えども、しかしそう野でこれを楽しむ人もないようだ。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
これを栽植さいしょくしたものが時折ときおり神社の庭などにあるのだが、そんな場合、多少実が大きく、小さいコウジの実ぐらいになっているものもあれど、食用果実としてはなんら一顧いっこの価値だもないものである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
勿論もちろん、描いた人物を判然はっきり浮出うきださせようとして、この彩色さいしょく塗潰ぬりつぶすのは、の手段に取って、か、か、こうか、せつか、それは菜の花のあずかり知るところでない。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)