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ごらうしよく
ふりがな文庫
“ごらうしよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御老職
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御老職
(逆引き)
然
(
しか
)
るに
御老職
(
ごらうしよく
)
末席
(
ばつせき
)
なる
恩田杢殿方
(
おんだもくどのかた
)
は
一家内
(
いつかない
)
能
(
よ
)
く
治
(
をさ
)
まり、
妻女
(
さいぢよ
)
は
貞
(
てい
)
に、
子息
(
しそく
)
は
孝
(
かう
)
に、
奴婢
(
ぬひ
)
の
輩
(
ともがら
)
皆
(
みな
)
忠
(
ちう
)
に、
陶然
(
たうぜん
)
として
無事
(
ぶじ
)
なること
恰
(
あたか
)
も
元日
(
ぐわんじつ
)
の
如
(
ごと
)
く
暮
(
くら
)
され
候
(
さふらふ
)
。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
... さるからに
御老職
(
ごらうしよく
)
、
諸役人
(
しよやくにん
)
いづれも
方
(
がた
)
某
(
それがし
)
が
言
(
ことば
)
に
背
(
そむ
)
かざるやう
御約束
(
おやくそく
)
ありたく
候
(
さふらふ
)
」と
憚
(
はゞか
)
る
處
(
ところ
)
も
無
(
な
)
く
申上
(
まをしあ
)
ぐれば、
御年役
(
おんとしやく
)
聞
(
きこ
)
し
召
(
め
)
し、「
道理
(
もつとも
)
の
言條
(
いひでう
)
なり」とてすなはち
一同
(
いちどう
)
に
誓文
(
せいもん
)
を
徴
(
ちよう
)
せらる。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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