“ごきしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御氣象50.0%
御氣性50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頼むサア/\山崎町へ行油屋へ押込おしこんで遣らんと云故長兵衞と久五郎の兩人ははなは心配しんぱいなし先生せんせい貴公あなた御氣象ごきしやうでは御立腹ごりつぷくなさるゝも御道理ごもつともなれど先々よく咄合はなしあふて大ぎやうにならぬ樣に懸合かけあふが宜しく何れにも明日の事に致すつもりなればかく御鎭おしづまり下されよと漸々になだめけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あげ何ゆゑに泣とは餘りに心なき仰かな只今たゞいま良人あなたがお一人言ひとりごときくに付ても今の身のうへなさけない共しかないとも思へば/\口惜くちをしさぞ御無念に思召さん如何に物堅き御氣象ごきしやうとて日々の困窮こんきうの其中に二十五兩と云ふ此金の眼前がんぜんりながら御歸しなさるとの御志ざしは武士道の義理一おう御道理ごもつともなれ共市之丞殿が昔の恩義おんぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持つてゐらつしやいます。それで、萬事御自分のさういふ御氣性ごきしやうにぴつたりするやうにして置くのをお望みなのでございます。