“こまつな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コマツナ
語句割合
小松菜70.0%
駒繋30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささやかな菜園にわずかに小松菜こまつなを摘んで朝々の味噌汁の仕度したくをする。そんな生活の様子がまざまざと思い出される。菜園にはまだ雪が消え残っていたのである。
一人はかならず手傳てつだはするとふてくだされ、さてさて御苦勞ごくらう蝋燭代ろうそくだいなどをりて、やれいそがしやれぞひま身躰からだ片身かたみかりたきもの、おみね小松菜こまつなはゆでゝいたか、かずあらつたか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
駒繋こまつなぎで、空馬がねている。誰か、留守中に、客とみえる。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)