“このげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此言50.0%
斯言25.0%
是言25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
容易ようい胸隔きようかくひらかぬ日本人にほんじん容易ようい胸隔きようかくつる日本人にほんじんそろ失望しつぼうさうならざるなしと、かつ内村うちむら先生申されそろしか小生せうせい日本人にほんじんそろこばまざるがゆゑ此言このげんそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
応和以来世人好んで豊屋峻宇ほうおくしゅんうを起し、殆ど山節藻梲そうせつに至る、其費且つ巨千万、其住わずかに二三年、古人の造る者居らずと云える、誠なるかな斯言このげん、とあざけり、自分の暮歯に及んで小宅を起せるを
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
露伴子ろはんしはその著當世外道げだうの面に於いて、柔弱者の口をりて我に戲れていはく。鴎外は技術論者にして、たゞ學校教師たるに適すと。是言このげんわがへいあたれり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)