“くさ/″\”の漢字の書き方と例文
語句割合
種々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主のつとめには種々くさ/″\たぐひあり、或は難く或は易し、或は己れの利益にかなひ、或は然らず、基督キリスト我等に語りて曰く
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
種々くさ/″\の買物のほかに奈美女の好む甘き菓子、珍らしき干物ひもの、又は何処いづこより手に入れ来るやらむ和蘭オランダの古酒なんどを汗みづくとなりて背負ひ帰るなんど、その忠実々々まめ/\しさ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
くみ米をかしぎ村方大半呼寄よびよせての大饗應おほふるまひ故村の鎭守ちんじゆ諏訪すは大明神の神主かんぬし高原備前たかはらびぜん并びに醫師玄伯等げんぱくらを上座に居て料理の種々くさ/″\興津鯛おきつだひ吸物すひものいわし相良布さがらめ奴茹ぬたの大鮃濱燒ひらめはまやきどぜう鼈煑すつぽんになどにて酒宴さかもり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)