“くがね”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伴家持は、天平感宝元年五月十二日、越中国守の館で、「陸奥みちのく国よりくがねを出せる詔書をことほぐ歌一首ならびに短歌」を作った。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ここに太后、神せして、言教へさとし詔りたまひつらくは、「西の方に國あり。くがねしろがねをはじめて、目耀まかがや種種くさぐさ珍寶うづたからその國にさはなるを、あれ今その國をせたまはむ」
大伴家持の歌には愛國的な歌もほかにあるが『天皇すめろぎの御代榮えむと東なるみちのく山にくがね花咲く』
愛国百人一首に関連して (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
しろがねくがねたまもなにせむにまされるたからかめやも 〔巻五・八〇三〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)