“きゝあは”の漢字の書き方と例文
語句割合
聞合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
當日たうじつせきでも聞合きゝあはせたが、居合ゐあはせた婦人連ふじんれんまたたれらぬ。くせ佳薫いゝかをりのするはなだとつて、ちひさなえだながら硝子杯コツプしてたのがあつた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
聞合きゝあはせしに兩人共得心とくしんの樣子故夫婦と成したり斯て傳吉は村の評判ひやうばんよろしき故親類といひ捨置すておかれずと名主上臺憑司かみだいひようじも出入を始めせがれ昌次郎も時々に出這入ではひりなし居たり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のべ加納大隅守殿の長屋を聞合きゝあはせ直樣宿所へ趣き案内をこひ大隅守殿へ御目通り仕つり度儀御座候に付町奉行越前守推參すゐさんつかまつり候御取次下さるべしと云に取次とりつぎの者此由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)