“きょしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
去就81.8%
虚舟6.1%
巨舟3.0%
莒州3.0%
許収3.0%
許州3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
理詰りづめで判断はできるが、自分はだいたいの見地けんちよりこの問題を見る力なく、取捨しゅしゃ去就きょしゅうに迷うゆえ、いわゆる先輩の判断をうというならば
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
桑門虚舟きょしゅう子の『新沙石集しゃせきしゅう』四に、『経律異相』から『譬喩経』を引いて
魁岸かいがん勇偉、膂力りょりょく絶倫、満身の花文かぶん、人を驚かして自ら異にす。太祖に従って、出入離れず。かつて太祖にしたがって出でし時、巨舟きょしゅうすなこうして動かず。成すなわち便舟を負いて行きしことあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これにくみて賽児を捕えんとするに及び、賽児を奉ずる者董彦杲とうげんこう劉俊りゅうしゅん賓鴻ひんこう等、敢然としてって戦い、益都えきと安州あんしゅう莒州きょしゅう即墨そくぼく寿光じゅこう等、山東諸州鼎沸ていふつし、官と賊と交々こもごも勝敗あり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
田豊でんほう沮授そじゅ許収きょしゅう顔良がんりょう
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
許州きょしゅう趙季和ちょうきかという男が東都に往く要事が出来たので、家を出て卞州べんしゅうの西になった板橋店はんきょうてんまで往った。
蕎麦餅 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)