“板橋店”の読み方と例文
読み方割合
はんきょうてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
許州きょしゅう趙季和ちょうきかという男が東都に往く要事が出来たので、家を出て卞州べんしゅうの西になった板橋店はんきょうてんまで往った。
蕎麦餅 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
べん州の西に板橋店はんきょうてんというのがあった。店の姐さんは三娘子さんじょうしといい、どこから来たのか知らないが、三十歳あまりの独り者で、ほかには身内もなく、奉公人もなかった。