“趙季和”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうきわ33.3%
ちょうきか33.3%
ちょうきわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
趙季和しょうきわという男がそれを知って反対あべこべにその餅を老婆に啖わして老婆を驢にしたという話で、高野聖では幻術で旅人を馬にしたり猿にしたりする美しい女になっており
怪譚小説の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
許州きょしゅう趙季和ちょうきかという男が東都に往く要事が出来たので、家を出て卞州べんしゅうの西になった板橋店はんきょうてんまで往った。
蕎麦餅 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
唐の元和げんな年中、きょ州の趙季和ちょうきわという旅客が都へ行く途中、ここに一宿いっしゅくした。趙よりも先に着いた客が六、七人、いずれもとうに腰をかけていたので、あとから来た彼は一番奥の方の榻に就いた。