“虚舟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょしゅう50.0%
きよしう25.0%
おぼろぶね25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廿二日 雪雲ついに雪をかもしてちらちらと夜に入る。虚舟きょしゅうかもを風呂敷に包みて持て来る。たらいに浮かせて室内に置く。
雲の日記 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「金玉難常保満盈。鬼神猶是妬高明。要航人海風濤険。無若虚舟一葉軽。」しかしわたくし共の経験する所を以てすれば、虚舟きよしうと雖、触るれば必ずしも人の怒を免れない。自笑に云く。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ちぬの浦曲の虚舟おぼろぶね
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)