虚舟きよしう)” の例文
「金玉難常保満盈。鬼神猶是妬高明。要航人海風濤険。無若虚舟一葉軽。」しかしわたくし共の経験する所を以てすれば、虚舟きよしうと雖、触るれば必ずしも人の怒を免れない。自笑に云く。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
怒は彼虚舟きよしうにも比すべき空白の能く激し成す所ではないからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)