“がめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
37.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なべへ水を入れたのも、鰹節かつぶしをかいたのも、汁の實を入れたのも、そして戸棚の味噌の小出しがめから、杓子しやもじで味噌出して、鍋の中に入れたのも、こと/″\くお夏のやつたことに間違ひもなく
「よかろう。では、わしは手土産てみやげでもげるとしよう。亭主、大がめに酒を詰め、牛肉二十斤、鶏一トつがい、あの小舟のうちへ積んどいておくれ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みのがめひきたるごとき者、したる牛の首あげたるごとき者あり、月島星島桂島かつらじまきょせるがごときが布袋島ほていじまなら立てるごときは毘沙門島びしゃもんじまにや、勝手に舟子かこが云いちらす名も相応に多かるべし。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)