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甕
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がめ
ふりがな文庫
“
甕
(
がめ
)” の例文
井戸水は塩分を多分に
含
(
ふく
)
んで、顔を洗うと、ちょっと舌が塩っぱかった。水は二階のはんど
甕
(
がめ
)
の中へ、二日分位
汲
(
く
)
み入れた。
風琴と魚の町
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
「よかろう。では、わしは
手土産
(
てみやげ
)
でも
提
(
さ
)
げるとしよう。亭主、大
甕
(
がめ
)
一
壺
(
こ
)
に酒を詰め、牛肉二十斤、鶏一トつがい、あの小舟のうちへ積んどいておくれ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ななえの鮒の子は庭の水
甕
(
がめ
)
に泳いでゐて、それを眺めてゐるのは何のためなのか、生きたちひさな生きものの泳ぐのが面白いのか、そこから何を見ようとするのか
渚
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
“甕”の解説
甕(かめ、瓶とも書く)は、胴がふくれ口が広く深めの陶製あるいは金属製の容器。飲料水などの貯蔵や煮炊きなどに使用される。また発酵や化学反応にも用いられる。
(出典:Wikipedia)
甕
漢検1級
部首:⽡
18画
“甕”を含む語句
水甕
酒甕
小甕
大甕
一甕
甕江
藍甕
糞甕
醋甕
古甕
武甕槌
甕栗
藍甕転覆
糂粏甕
酢甕
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甕破柴田
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甕主日子
甕主
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